5月24日(月)1学年 「命の大切さ。そして自分らしさ」
5月24日(月)1学年
本日の学年集会で、スクールカウンセラーの矢代先生による
「命の大切さ。そして自分らしさ」の講座がありました。
矢代先生ご自身の出産時の体験・・・ということでしたが。
生きていれば17歳。
しぃちゃん(お子さん)と、矢代先生との113日。
その大切な時間を、1時間でお話ししていただきましたが、
生徒も教員も、考えさせられること、感じることがあり、涙が止まりませんでした。
〈生徒の感想より 一部抜粋〉
・私も一度生きる意味が何なのか、死にたいなって思ったことがありました。でも、この話を聞いて、あの頃の自分がバカらしく思えました。~中略~きっと赤ちゃんも空で成長して見守ってくれていると思います。私も自分の親が大好きなので、赤ちゃんも矢代先生のことが大好きだと思います。
・自分の母親もこんな気持ちで産んでいたのだなと思います。僕は自分が生きていることに感謝し、親に産んでくれてありがとうと思いました。これからも自分を大切にしていきたいと思います。
・113日も病気と闘い続けたしぃちゃんはとても強い子だったんだなと思いました。何度も母に会いたいその一心でアラームを鳴らし呼んでいたのかなぁ・・・~中略~きっとお母さんのことが大好きだったんだなと思いました。
・今日の話を聞いて、今までは自分のことが大嫌いだったけれど、死にたいという気持ちを考える時間は無駄だなと思いました。その時間を未来のことを考えるのにできるのではないかと思いました。
・私たちの普通や当たり前は、普通でも当たり前でもないことなんだということがわかりました。~中略~たまにすごく悩んだりすることがありますが、最初はなかなか誰にも話すことができなくて、「つらい」「胸が痛い」「しんどい」とずっと思っていました。しかし、矢代先生がおっしゃったように「自分は一人じゃない。」そう思えたとき、親に悩みを打ち明けることができました。そごく悩んで苦しんだ分楽になって、すかっとした気持ちになることができました。テレビでのニュースや新聞で見る医療ミスなどは今までずっと他人事でしたが、この話を聞いて、自分には関係ない話じゃないと思いました。あらためて親や周りの人たちに感謝しようと思います。
他にも、たくさんの思いの詰まった感想がありました。
ひとそれぞれ、今回の命の講座で、強く感じた場所は違うようです。
保護者の皆様には、家庭でお子様からどんな話で、何を感じたか聞いてくださると幸いです。
本日のお話は、本にもなっています。(左側が2020年の新装版とのことです。)