5月29日(木)と6月5日(木)に図書館司書の先生に戦争についてのブックトークをしていただきました。国語の「一つの花」の学習をするのに際し、戦争の時代背景について知るためです。

 全部で 冊の本を紹介していただきました。戦争のひもじさで弟をなくした兄の話から始まって、配給でどんなものを食べていたか、配られていたかなども図鑑で教えていただきました。敦賀に、原子爆弾の練習用の爆弾が投下された話もお聞きしました。その爆弾の写真も見せていただき、当時の怖さを感じることができました。人間も苦しい生活を強いられていましたが、動物も同じ。「かわいそうなぞう」の絵本を見せると「これは、知っている」「見たことがある」と声をそろえました。現代との食べ物、特にお菓子の違いを「秘密のスイーツ」というお菓子だけがタイムスリップする話から、知りました。現代の子どもたちが戦時中のお菓子を味わって、とても口にできないような味だったとの記述に、みんな納得していました。

 ほかにも、いくつか紹介していただき、戦争のない平和な時代に生まれてよかったと実感していたようでした。