9月18日(木)に車いす体験をしました。社会福祉協議会の方にご指導をうけながら、安全な乗り方、介助の仕方等を学びました。

 今回のテーマは、①車いす生活をしている立場になって体験しよう ②介助する人の立場になって体験しよう ③車いす生活をしている人にとって、学校や家や地域は優しいつくりになっているか考えよう です。

 先生方からの注意点をじっくり聞いたあと、体験を始めました。どの子も真剣に取り組んでいました。基本、介助をしてもらわず、自分の力でトライしようと取り組みましたが、どうしても段差のあるところは難しく、また、坂道は下りはスピードが出て、こわそうな表情も見えました。一方、上り坂は、タイヤを自力で回すのがとてもつらく、腕がだるい、腕に力がかかると大変そうでした。

 子どもたちからは、「上り坂で大変だったから、後ろから押してもらってとても助かった。」「坂道に入ると急にタイヤが重くなった。」「段差があると一人でできないなと思った。」「車いすに乗っている人は、疲れながらも、タイヤを回さないといけないんだなと思った。」「車いすは、お年寄りだともっとつらいと思った。」などと実感をともなった感想が得られました。また、「みかけたら危なくないように見ててあげたりお手伝いをしたりしてあげたい。」「今回は、楽しくやっていたけど、実はすごく難しいことをやっているんだと思った。」「今後は優しく声をかけたい。」「もっと気を使ってあげるべきだと思った。」という感想も得られました。

 自分たちにできる優しさを今後探していきます。