4年生では、これまで福祉体験学習を行ってきました。3学期は、学校や家、地域のバリアフリーやユニバーサルデザインについて学習を進めています。2月21日(水)には、西地区にある施設のバリアフリーを探し、優しさを見つけに見学に行ってきました。見学先は、越前市文化センター、越前市中央図書館、アイシンスポーツアリーナ、Aコープ平出店です。

 普段、各施設やお店に出かけて行っても、バリアフリーを意識していることはほとんどなかったでしょう。改めて気づかされることが多かったようです。スロープ、点字ブロック、案内表示、自動ドアなどは、一般的ですが、どの施設にも、車いすが常備されていること、車いす観覧席やトイレの工夫、図書館での本の検索機や拡大読書機がありました。階段の角が丸くなっておりけが防止をしていたこと、Aコープでは、車いすでも通れるように通路が広く、棚が低くなっており、どこに何があるのか、表示板で広く見渡せることなどを知りました。

 さらに、目に見えないバリアフリーとして、インタビューをしてたずねたところ、体の不自由な人への声かけや支援、介助など様々な思いやりを知ることもできました。越前市は、くらしやすいやさしい町であることを実感できたようです。

 今後は、子どもたち目線から、「あったらいいなこんなバリアフリー」も考えていきます。

 お忙しい中、見学にご協力いただきありがとうございました。