10月20日(金)越前市聴覚障害者協会の方をお招きして、手話体験をしました。まずは、おはよう」「こんにちは」「こんばんはのあいさつです。ポルトガル語での手話は、正しくは違うそうですが、あいさつは同じ気持ちで行うもの、ポルトガル語を言いながら手話でのあいさつも行いました。拍手は、両手を挙げてきらきらさせます。うまくできたら、教室内にきらきらが広がりました。

 その後は、食べ物の名前を教えていただき、何が好きか、きらいかの手話を習いました。手話クイズも面白かったようです。「これは、何の手話だと思う?」の問いに、近い答えが出せていて、意外と簡単かも と実感していました。特に、「から揚げ」の手話は、印象的だったようです。「何の〇〇が好きですか?」と、講師の先生と会話をする活動も大人気でした。たくさんの子が、講師の先生に質問したり、答えたりでき、ブラジルのお友達も積極的に参加しました。


 2時間目は、いよいよ自分の名前に挑戦です。自己紹介がうまくできるようにペアで練習したり、講師の先生に直接教えていただいたりしました。「私の名前は、〇〇です。どうぞよろしくお願いします。」の練習です。「練習の成果を前に出て発表したい人は?」と問うと、我先にチャレンジしようとたくさんの子どもたちの列ができました。

 

 最後質問コーナーでは、「講師の先生の好きな食べ物は・・・?」→「△△」。「からあげ」の手話に一部似ている食べ物でしたある児童が、「焼肉!」と大きな声で当てると、なるほどとばかりに歓声が広がりました。子どもたちからは、「今後、耳が聞こえず困っている人がいたら、手話を使って会話をしてみたいです。」「帰ったら、お父さんやお母さんに教えてあげたいです。」という感想が出ていました。

 子どもたちも、興味をもって体験に参加し、積極的に手話を学ぼうとする意欲が見られた2時間でした。