12月4日(月)3校時と12月21日(木) 校時に武生西幼稚園の幼児たちと交流会をしました。4年生の福祉体験活動の一環です。

 子どもたちは、これまでの体験を通して、体が不自由な人の気持ちを考えてきました。小さい子の気持ちになって、一緒に楽しく遊ぶというテーマで取り組みました。

 3,4歳児のグループと5歳児のグループに分かれて、計画を練り、企画を考えました。人数は、4年生の方がはるかに多いのですが、幼稚園の子たちのことを配慮しながら、遊ぶ様子が見られました。

 4日の部は、始めに、幼稚園の子たちが作った的当てゲームで遊ばせてもらいました。幼稚園の子たちが店員さんです。うまく入ると、かわいい声で、「おめでとう!」と拍手をして盛り上げてくれました。次に、4年生が、ハンカチ落としのゲームやお店屋さん、お店で売ったグッズで遊ぶ体験をしました。ハンカチ落としは、幼稚園児のスピードに合わせて行いました。お店屋さんは、折り紙で作った商品、野菜やジュースやフルーツ、また、ファミレスを開いて、スパゲッティやそばなどを食べてもらうという体験となりました。磁石を使った釣り体験は、考えながら、魚を釣っていました。難しい子には、コツを教えるなど、微笑ましい様子も見られました。

 21日の部は、3,4歳児のグループは、劇を交えた絵本の読み聞かせと、宝探しを行い、5歳児のグループでは、宝探しとジャンケン列車を行いました。幼稚園の子たちが分かるような優しい言い方で、ジェスチャーなどの動作を交えながら工夫して伝えようとする姿が見られました。また、最後に学習発表会で披露した合奏をして、幼稚園の子たちの楽しそうな顔を見て、4年生の子たちも嬉しそうな様子でした。この経験から、さらに立派なお兄さんお姉さんになっていけるといいですね。