6年生は国語の学習で「いちばん大事なものは」という学習をしました。ここでは「自分にとってこれからの生活でいちばん大事にしたいもの」について話し合う活動をします。個人個人がグループで話題の提供ができるように、前もって自分の意見をノートにまとめて話し合いにのぞみました。

  

 授業の最後に、この時間の振り返りをしました。いくつか子どもたちの振り返りをご紹介します。

○私は班の人と対話の練習をして、努力することが一番大事と思っていたけれど、「努力することは何ですか?」と聞かれて、確かに「努力すること」では具体的ではないなと思い、自分の中の「努力」を「あきらめず一生懸命にすること」と具体的に表すことができました。

○友だちの話を聞いて「人との関わりが大事」ということに納得しました。わけは、人との関わりがなくなると、働いたりするのも大変になると思ったからです。

○私は大事にしたいのは家族です。班の人に「家族で一番仲が良いのは誰?」と聞かれ、「妹」と答えました。よく考えると、妹の他にも仲の良い人たちはいるのにそう答えたのは、よほど仲が良いのだと気づきました。

○友だちが大事という話を聞いて、確かに大人になってから友だちを作るのは難しいと思い、友だちもやはり大事だなと思いました。

 子どもたちは自分の中で「大事にしたいもの」をしっかりともっていました。これからの長い人生、それらを大事にしながら送ってほしいと思います。