夢の教室 (5年 6/8)
「夢先生」が味真野小学校にいらっしゃいました!先生は、みっちゃんこと 岩倉三恵(いわくら みつえ)先生。なでしこリーグでチームのリーグ優勝に貢献し、ユニバーシアード日本代表として、銅メダルを獲得。スペインのバレンシアCFでも活躍された元プロサッカー選手です。小さい体なのに、あのパワフルな素早い動きとボールさばき。プロの動きは圧巻で、子どもたちも目を丸くし、びっくりの様子でした。夢先生と一緒にパスをすることができたのは、とてもラッキー。リフティングを間近で見られたことも、感激しました。そして、巧みに盛り上げるアシスタントのよっちゃんこと 川股要佑(かわまた ようすけ)さんのリードのもと、ゲームを楽しみました。
1組では、みっちゃんにタッチして帰ってくるゲームで体をほぐした後、「10歩進んで全員が同じラインで止まる」ゲームをしました。「21人が最終的に1直線になって止まるには・・・?」なかなかうまくいかない中、みっちゃんを中心に相談を繰り返します。アイディアを出し合って、譲り合ったり、気持ちを合わせたりして何とか全員ゴール。1直線になったことを全員で確認し、OKのサイン。みんなで喜び合いました。「協力」の大切さを体感できたようです。
2組は、目を閉じている間に、よっちゃんがそっと肩に手を置いた人が鬼という、ヒヤヒヤ鬼ごっこで体をほぐした後、体育館の黄色ライン上に立っている仲間に次々ボールを渡し、最終的にボールを決められた場所に置いたらゲーム終了という「ボール渡しゲーム」をしました。最初は、戸惑って慎重になりすぎ、かなりの時間を費やしてしまいましたが、「すばやくボールを渡して、速くゴールさせるには・・・?」とみっちゃんを中心に相談を繰り返します。作戦を立て再チャレンジ。もっと、速くしたいと再々チャレンジ。ついに、目標達成!子どもたちは、満面の笑みになり、みんなでやり遂げる喜びを感じていました。
教室に戻ってからは、夢先生みっちゃんの夢をつかむまでの人生ストーリーをお聞きしました。何度も挫折を繰り返し、その度に這い上がり、乗り越えてこられたというお話です。「努力」や「仲間」という言葉が、とても印象的でした。「どうしたら、夢を叶えられるか考えに考え、努力を続けてきた。」とおっしゃっていました。
やはり、夢を叶えた先生の言葉には力があります。子どもたちも、自分の夢シートを記入しながら、それぞれの思いを大きく膨らませていったようです。