先日、福井テレビ・郷土歴史博物館・福井地方裁判所へ校外学習に出かけました。冬とは思えない暖かい日で、子どもたちの気持ちも晴れやかでした。

 

 福井テレビでは、ニュース番組がどのように作られているのか学習しました。その後、実際に撮影をしているスタジオの見学をし、夕方の番組「おかえりなさ~い」でお馴染みの坂本剛史アナウンサーに直接質問させていただく時間もありました。子どもたちのわくわくが止まりません。機材のことやアナウンサーの仕事について、次から次へと質問をし、坂本アナウンサーは「こんなに前のめりに話を聞いてくれるなんて、すごいなあ!とてもいいことですよ。」とおっしゃっていました。 

 

 

  

 

 

 郷土歴史博物館では、福井の歴史について学びました。学芸員さんが展示物について、分かりやすく解説してくださいました。姉川の戦いが描かれた屏風には、真柄十郎左衛門の姿が!「あっ!知ってる~!」「やっぱり他の武士より刀が大きいね。」と、さすが味真野の子ども。また、昭和のくらしのコーナーでは、家や店などの街並みが再現されていて、昭和時代にタイムスリップしたようでした。

 

 

 

 

 最後に訪れたのは、福井地方裁判所です。裁判所とはどのような場所なのかや、裁判の種類、裁判所で働いている人たちのことなど、詳しく教えていただきました。ここでも、子どもたちは鋭い質問をしていました。例えば、「よくドラマで見る『カン!カン!』と叩く木槌が見当たらないけれど、それはどこにあるのか。」や「裁判官3名が羽織る服は、どうしてみんな黒いのか。」です。これらの質問の答えは、お子さんに聞いてみてくださいね。

 その後、模擬裁判をしました。刑事裁判で、裁判官・検察官・弁護人・被告の役があります。残念ながら、写真は掲載できないのですが、台本通りすらすらとセリフを言っていて、本当に裁判を傍聴しているようでした。

 

 どの見学でも、一生懸命話を聞き、メモを取り、質問をするという姿勢がとても素晴らしく、お話をしてくださった方たちも嬉しそうでした。今回学んだことを、6年生で学習するときに生かしていきましょう。