鞍谷地区の入谷町の山で、木の葉の化石が出る―。2学期最初の「鞍谷の7ふしぎ」の検証活動として、今回は木の葉の化石発掘に挑みました。出発前、子供たちは葉っぱの化石ぐらいはどんどん出ると思っているようです。しかし、郷土のことを記した書物には「この石もこのごろではあまり見当たらないので、出ないのではないか。」との記述があります。この書物の出版は昭和54年。さあ、木の葉の化石を子供達は見つけることができたのでしょうか。

 初めのうちは石を割ること自体に苦労していましたが、どうやら青っぽい石よりも茶色っぽい石の方が割りやすいと気付いた後は、「せんせ~い、これ何ですか~っ。」「石のここだけ色が違っています!」「おお、光っている石がある。」等大騒ぎ。大人からみればささいなことでも、子供達にしたら一つ一つが大発見です。さらには林道沿いに流れている川にまで降り、水に沈む石まで割っていました。

   そしてとうとう、1時間近く経ったでしょうか。「せんせ~い、大発見です!!」と、何人かの子が、坂の上から駆け寄ってくるではありませんか。「これ見てください。」「どれどれ。おお~っ、こ、これは!?」

 

   果たしてこれは木の葉の化石なのでしょうか。だとしたら、「鞍谷の7ふしぎ」を証明したことになります。本物の化石かどうか、どなたか教えてくださいませんか!