先日、栄養教諭の辻先生をお招きして、食指導を行ってもらいました。

 今回のテーマは「中学生に向けて」ということで、中学生になったらどんな生活になるのかを考え、自分たちの成長に必要な栄養と、中学生の昼食献立の立て方を考えていきました。まず、一番に違うところは、放課後の部活動です。部活動に入ることで、帰りが6時を過ぎ、多くの栄養とエネルギーが必要になります。また、授業も50分授業になり、内容も難しくなってきます。そのため、朝から頭を効率よく動かすために、朝ごはんが重要になってきます。朝、しっかりと栄養を取ることにより、一日の活動がさらにエネルギッシュになりますね。

 中学生になると、越前市では、自分で給食を選ぶようになります。子供たちは、実際の献立一週間分を自分で選び、栄養が偏っていないかチェックをしました。子供たちは、栄養のバランスをしっかり考えながら、献立を選んでいました。辻先生からは、「献立を選ぶときに、魚が抜けがちになります。また、麺類はエネルギーの消化が早いので、ご飯も選ぶようにしましょう。」とアドバイスをいただきました。

 子供たちの感想からは、「嫌いな食べ物を避けて、献立を選んでいたので、栄養のバランスをしっかり考えながら献立を選んでいきたい。」「鉄分やカルシウムをたくさん取って、丈夫な体を作りたい。」といった感想が得られました。人間は食べたものによって体が作られます。好き嫌いをなるべくせずに、バランスよく食べて丈夫な体を作りましょう!そして、毎日健康に過ごしましょう!