「テストを返しまーす。」

「自信なーい。」「あかんと思う。」など途端に騒々しくなります。子供たちに返す前に、まずは、間違いの多かった場所をもう一度、皆で考えてみます。タブレットが導入されてから、子供たちが書いた考え方を写真に撮って、それをプロジェクターに映しながら、説明することも簡単になりました。今回の算数のテストは、樹形図や表を書いて答えを導き出すという根気のいる内容ですが、何回も練習している中で書き方も上手になりました。その後、平均点と百点の人を発表します。今回の平均は92点。テストの点数がいいのはうれしいものです。「おー」と自然と歓声と拍手が起こります。そして、一人一人に返却して、直しが終わった人から、「お助けマン」になって、お互いに教えあう時間になります。人に教えるということは、自分の中で解き方がスッキリ整理されているということで、さらなる定着に繋がります。また、友達に教えてもらって、わかることもよくあります。

 ちなみに、日々の宿題の百点・満点の人も発表しています。家では、何を見ても、誰に聞いても、何を調べてもいいわけですから、満点になるはずなのですが・・・。ある子が「漢字プリントは調べなくても百点をめざす!」と言っていました。プチチャレンジ、いいですね。

  

        <表や樹形図を書いて>