味真野古代製鉄遺跡を見つけることを目標とした総合学習、いよいよ深めていきます。鉄鉱石の少ない日本の製鉄方法は、砂鉄を炭で燃焼させるたたら製鉄が主流でした。では、味真野でもたたら製鉄は行われていたのでしょうか。そのためには、味真野付近で砂鉄がたくさん採れなければなりません。そこでまずは味真野を流れる鞍谷川の砂から、砂鉄がどれだけ取り出せるかを調べてみました。

 計測した結果、鞍谷川の砂約9キログラムから、約1.8キログラムの砂鉄が採れました。もちろん厳密な実験ではありませんが、ちょうど5分の1が磁石に付くということです。これは多いのかな、それとも普通なのかな。誰か教えてください。