理科 出前授業(6年)
6年生では、1月30日(木)に理科の出前授業がありました。敦賀総合研究開発センターの方に来ていただき「エネルギー・環境と科学技術」をテーマに授業をしていただきました。
はじめに、電気の作られ方として、様々な発電方法について学習しました。今の日本の主要な発電方法である火力発電のデメリットについては子どもたちも理解しているようでしたが、水力や風力と言った再生可能エネルギーにもデメリットがあることについて知っている児童は少なかったようで、発電方法の課題についてじっくり考えるきっかけとなっていました。
次に、手回し発電機を使った実験を通して、エネルギーについて考えていきました。豆電球とLEDを比べて、同じエネルギーでもLEDの方が長い間点灯していることに気づいたり、大きな白熱電球を何人かで協力して点灯させたりする中で、子どもたちはエネルギー効率についても感じ取りながら実験に取り組んでいました。
また、エネルギーに関する科学技術の紹介として、温度差によって電気を生み出すペルチェ素子や、燃料電池を使った実験も行いました。
保冷材と自分の手の熱だけでプロペラが回る様子を見て驚いたり、燃料電池の車がしっかりと動く様子を見て「お~」といった声をあげたりと、楽しみながら実験に取り組んでいました。
授業後の振り返りでは、「節電に心がけてみよう」「電気の無駄遣いを減らしたい」など、SDGsにも大きく関わるエネルギーについて改めて考える良い経験になりました。
敦賀総合研究開発センターの皆様、ありがとうございました。
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