1日目の最初の見学地、東大寺では、南大門や大仏殿、二月堂を拝観しました。児童は、大仏の大きさや奈良と若狭の深いつながりに感心していました。「三笠観光会館」で昼食。お土産を購入した後は、若草山の麓で鹿との触れあいを楽しみました。午後は、児童が楽しみにしていたUSJ。午後からの入場者も多かったせいか、混雑が見られ、アトラクションは多い児童で3つとあまり体験できなかったようではありますが、ハロウィーン・ホラー・ナイトを楽しんだり、買い物に目を輝かせたりして過ごすことができました。20時すぎにホテルに入り、夕食、入浴、そして、振り返りやお小遣いの記録などを行いました。ホテルでの時間はあっという間で、就寝時間の22時には、どの部屋もすっかり静かになり、体を休めていました。
  

 2日目、カップヌードルミュージアムでは、カップ麺の容器に思い思いにイラストを描き、好きな具材を詰めてオリジナルカップ麺を完成させ、とても満足そうでした。続いて、京都に向かい、鹿苑寺金閣を見学しました。児童は、光り輝く舎利殿に圧倒されていたようでした。その後、二条城に移動し、国宝である二の丸御殿を見学しました。将軍の威厳を示す虎や豹、桜や四季折々の花を描いた障壁画を見て、その装飾の素晴らしさにとても感心したようです。二条城の大広間が「大政奉還」の意思を表明した場所であることを、印象深く心に刻んだようでした。

 2日間、無事に修学旅行を終えることができました。また、ルールを守り、思いやりを持って集団行動をすることや、お世話になったたくさんの方に感謝の気持ちを伝えることの大切さも学ぶことができました。この修学旅行を通して成長した子どもたち。経験を通して学んだことを、今後の生活や学習に生かしていってほしいと思います。