昨日行われた授業研究会(指導主事学校訪問日)のレポートの続きです。この日は、指導主事の先生方のほかに、二中の先生方を含め市内の学校・園の先生方が10名来校し、お目当ての授業を参観されました。

 さて、3校時の授業です。4年3組の道徳は、教科書の「心と心のあく手」という題材で、「本当の親切とは何か」についてみんなで考えました。手を貸さずに見守ることが親切になることもある、という考えが出ていました。2年1組の算数は、テープ図を使って考える学習の2時間目でした。タブレットを用いることで何度でも美しくかき直すことができる良さがありますが、鉛筆を使ってかくアナログ力を伸ばすことが大事な2年生ですので、プリントも併用していました。5年3組の道徳は、落とし物探しを手伝った作中人物の行動について、「してよかった」のか「そこまでしなくてよかった」のかを考えていました。迷いながら自分の考えをまとめていました。

 つづいて4校時の授業です。5年1組の社会は、「私たちが知らない沖縄について知る」がテーマでした。沖縄がかかえている課題の一つを選び、タブレットや資料集などを用いて各自調べていき、タブレットに調査の記録を残していきます。最後に酒井先生が児童がタブレットに書き込んでいる内容を全体に紹介していましたが、新しい授業スタイルならではの光景でした。2年3組の算数は、「はじめの数はわからない。帰った数は13人。のこりの数は18人。」という問題をテープ図を使って考えていました。4年2組の道徳は、教科書の「花をさかせた水かめの話」を読んで、自分のよさを伸ばしていくことについて考えました。

 指導主事の先生方と授業をした先生方との授業検討会は昼休みに終わったのですが、放課後には、低学年・中学年・高学年の各部会に分かれて、校内研究会が行われました。他校から来られた方が、「南小の先生方は研究熱心ですね。」と話されていたのが嬉しかったです。11月中旬には、後期の授業研究の日を計画しています。