今日は越前市教育委員会から3名の指導主事をお迎えして、12の参観授業のご指導をいただくとともに、給食の時間を含む児童の学校生活の様子を見ていただきました。本校の今年の研究テーマは、「主体的に学びを深める授業をめざして~タブレットを学びのツールに~」です。最初に、外国籍児童が日本語学習をしているアミーゴ教室の授業の様子を見ていただきました。たくさんの児童が代わる代わるこの教室で学習していますが、この時間は3年生が川﨑先生と1対1で算数の学習を進めていました。

 次に2校時の参観授業の様子を紹介します。センター1組は図画工作の授業でした。「すきまちゃん」というスリムな人形を工作し、ぴったりの隙間を見つけて人形を置き、タブレットのカメラ機能を使って撮影して作品を残しました。それぞれの思いが作品に表れていました。2年2組の算数は「図をかいて わからない数のもとめ方を考えよう」というめあてで学習しました。これまでは具体物の数図ブロックを使っていましたが、2年生ではテープ図を自分でかいて答えを考える技を身につけていきます。今日はタブレット上で図をかいていきました。

  4年1組の道徳は、教科書の「心の信号機」という文章を読んで、親切の輪を広げるにはどんなことが大切かについて考えました。5年2組の算数は、小数のわり算の単元で、「一辺が1mの正方形の紙からA4サイズの紙をできるだけ切り取ります。…」という実際にありそうな問題場面を考えていきました。タブレットの活用について先生方のさまざまなアイデアが提案され、どの授業でも児童のいい表情や一生懸命に学ぶ姿を見ることができました。