南小学校の今年の授業研究のテーマは、「互いに考えを伝え合い、対話的な学びを深める授業づくり」に設定しました。自分の考えを言葉でまとめたり図や表を使って説明したり、友達の発言を受けて考えを深めたりすること目標としています。

今回は4年生の社会科の授業での実践です。

4年生ではごみの学習をしています。ごみの分別や3Rについて学習してきました。その上で、「ごみぶくろの値段を高くすることに反対か、賛成か。」の課題に取り組みました。

・値段を高くするとポイ捨てをする人が増えるから、反対。

・値段を高くすると、リサイクルする人が増えるから、賛成。

・値段を高くすると、ごみを減らそうとするから、賛成。

・家から出るごみを減らすことは難しいよ。 などなど

  

意見を聞いているうちに、ちょっと考えが変わる児童も出てきました。どちらが正解かわからないような課題について、理由を明らかにして議論する力がこれからの子ども達には必要になっています。

 

これからあとも、先生達も授業力を高められるように研究授業に取り組んでいきます。