自分やまわりの人の命を守るために、南越消防組合中消防署と越前市女性消防団「式部さくら分団」から2名の講師をお招きし、「いのちの教育初級コース」を行いました。

まずは、心配蘇生とAEDの大切さを教えていただきました。救急車が到着するまで約10分かかること、それまで何もしなかった場合、救命率がどんどん下がってしまうことを知り、自分も見ているだけではなく、何かしなければいけないという気持ちを強く持つことができました。そして、「命の記録MOVIE~ASUKAモデル~」を見て、自分の身近な人がいつ倒れるかわからないことを実感することができました。

 

その後の、心配蘇生やAEDの練習には、一人一人が真剣に取り組みました。子どもたちの様子から、「もしもの時には、自分が助けなければ」という気持ちが伝わってきました。

   

「胸骨圧迫は5cmほど押さなければいけないことが分かりました。」

「心配蘇生は簡単なものだと思っていたけれど、救急隊の人が来るまで10分も続けなければいけないなんて、とてもむずかしくて大変なことだと思いました。」

「もっとみんながAEDを使えるようになれば、あすかさんのように突然倒れてしまった人の命を救うことができるかもしれないんだと思いました。」

「もしも家族や友達が倒れた時は、教えてもらったことを思い出しながら、一つでも命を救えるようにがんばりたいと思いました。」

子どもたち一人一人が、しっかり命の大切さを感じ、自分にできることをしたいという気持ちを持ってくれたようです。