6年生は理科で「変わり続ける大地」の学習に入りました。ここでは、地震や火山活動によってどのように大地は変化するのかを学習します。

 学習の導入にあたって、まず子どもたちに、『ここ100年間で「いつ」「どこで」「どのくらいの」地震が起きたか知ってほしい』という思いから、タブレットを使って「1900年以降に起きたマグニチュード8以上の地震」を調べてもらいました。「マグニチュード」は耳にしたことがあるようで、地震の規模を表します。

 タブレットを使って黙々と調べ始めると、国語の「イーハトーヴの夢」で学習した「三陸大津波」を引き起こした三陸地震を見つける子がいました。ただ、この地震は1900年より少し前に起きた地震なのですが、子どもたちの探求力はすごい!

 調べていくと約11回の地震が起きていることが分かりました。そして、それらを数直線年表に表してみると・・・・・・

  

 ご覧のように、ほぼ「10年に1回」は、日本のどこかでマグニチュード8レベルの巨大地震が起きてることが分かります。この年表に「阪神淡路大震災」「関東大震災」「福井地震」を加えてみました。

 日本は地震大国ですが、自分たちで調べて図に表してみると、改めて分かります。きっと生きている間にこのような大きな地震が数回起こるでしょう。だからこそ、地震による避難訓練をしっかり行って、避難場所など確認しておく必要があるのです。

 こんなにたくさんの大地震が起きれば、当然地形も変わってきます。これから学習していきましょう!