今年の6年生を送る会は、縦割り班ごとに活動し、お世話になった6年生に「感謝の気持ちを伝えよう」と取り組みました。5年生は、初めのあいさつや終わりのあいさつ、ゲームの説明、司会など緊張した面持ちで進行していました。

 
 思い返せば、2月の中旬ごろから10時間以上かけて企画・準備を進めてきました。5年生の3~4名が力を合わせ、22~23名を仕切らなければなりません。全ての子が、何らかの役割があり、リーダーとして率いていかねばならないのです。
 3~4名で話し合いを繰り返し、ほかの班の人の前でロールプレイをし、ダメ出しをもらいながら、ここまで仕上げてきました。これでうまくいくだろうと思っても、そう簡単には、1,2年生は動いてくれません。前日の打ち合わせ会のときには、困った表情で教室に戻ってきたものでした。
 さて、本番。各教室では色とりどりの様々なゲームや催しが行われました。盛り上げるために、鳴り物を用意したり、CDの音楽を活用したり。。。風船を使ったゲームや空き缶を使ったゲーム、フルーツバスケットやいす取りゲーム、ジェスチャーお笑いやみんなで合唱など、工夫満載でした。5年生が一番嬉しかったのは、6年生が笑って過ごしてくれたこと。そして、6年生からのメッセージで「楽しかったー」「もっとやりたかったー」「おなかが痛くなるほど、笑ったー」などと言ってもらえたこと。大きな達成感が得られたようです。

   

   

 一方で、6年生と5年生との成長の違いを感じたようです。それは、自分たちがすべてリードすべきだったのに、給食の準備の際、見兼ねた6年生が進んで配膳を手伝ってくれたことや進行に困っている自分たちを見て、「こうしたら?」とアイディアをくれたのだそうです。さすが6年生、機転が利きます!よいお手本を目の当たりにし、最高学年としての自分たちの目指す姿が、明確になったようでした。


 6年生のみなさん、今までありがとうございました。そして、ご卒業おめでとうございます。5年生は、6年生を見習って、味真野小学校をリードしていきます!