校庭中央にそびえる桜の開花とともに訪れたにぎやかな春も、5月を迎えた今は、水を湛えた田んぼが静かに田植えを待っています。絵のように美しい味真野の自然の中で、5年生は今年も地域の方に協力をいただいて、米作りをさせていただけることになりました。

 今年度のテーマは「ふるさとのぬくもり ~あじまのをとどけよう~」。ただ田植えと稲刈りを体験するのではなく、実際に田に何度も足を運んで田を見つめること、もみやわらと格闘すること、収穫の喜びをみんなで共感し感謝すること。そのような様々な体験活動をとおして、日本における田と自然との深いつながり、筆舌に尽くしがたい先人の労苦、そしてその中で育まれた日本人の価値観などを、ほんの少しでも子供たちが感じてくれればと考えています。 

 また、その過程で学んだことを広く校外にアピールするため、今回「あじまのをとどけよう」のサブタイトルを設けました。子供たちがふるさとを積極的に発信することで、子供たちの味真野への意識をより高めたいと考えています。その具体的な作戦が、

◎収穫したお米で、世界に一つしかない「万葉定食」「味真野お子様ランチ」を創ろう  

◎欽ちゃんの仮装大賞に出て、味真野の自然の美しさやお米の大切さなどを全国にアピールしよう

今日はさっそく、「万葉定食」「味真野お子様ランチ」のアイディアを募集するためのポスターを作りました。

 明日、万葉あじまの祭りに繰り出します‼