7月19日、今日は待ちに待ったかかし建立の日です。

まずは学校からかかしを運びます。簡単そうですが、重くて大きなかかしを壊さないように運ぶのは、実はとても大変でした。

着いたら「かかしお下りの式」を行いました。かかしの一体一体に、稲の無事を元気いっぱいにお願いしました。

いよいよ取り付け作業です。酷暑の中、杭を打ち、かかしの足元を固定してくださった帰山さん、本当にありがとうございました。
午前11時、すべてのかかしが立ち並びました。8人の日本昔話の主人公が田んぼに仁王立ちです。めでたしめでたし。

 竹を切り、わらをしばり、くぎを打ち、布を縫い、きりで穴を開け、針金をくくり…。はじめは一人が一人で作業に挑んでいましたが、いつの間にか、一つの作業を何人かでするようになっていました。また、かかしを運ぶときには、さっとかかしから離れ、みんなの分の水筒を持っていた子も見られました。これから先の豊作をお願いするために作ったかかしですが、早くも収穫前に、「協力する心」という大収穫をかかしはもたらしてくださいました。ありがたいことです。