5年生の国語の学習「日常を十七音で」

限られた音数の中で自分の思いを伝えるには、言葉を選んだり、工夫したりする必要があります。

この学習では、俳句の技術というよりも、「この言葉は◯◯な印象がする」「こういう言葉の方が△△な感じが出る」という、言語への感覚を養うことが目標です。

どの子も、友達の意見も聞きながら自分なりに試行錯誤し、お気に入りの一句を作っていました。

暑くなってきましたので、児童作品の中から、夏の俳句をいくつか紹介します。

 

「インゲンと 水が輝く 日の盛り」

「燕の子 見てる私は 母のよう」

「梅雨の山 命を奪う 土の音」

 

 

子どもたちの視点はとても面白く、我々大人でもハッとさせられる作品がいくつもありました。

また、学習の振り返りでは、「日記とか、普段の文章でも言葉にこだわって表現を工夫してみたい」と書いてくれている子もいました。ぜひ挑戦してみてほしいものです。