先日脱穀したお米で、今日はもみすりをしました。もみを取るにはどうしたらよいのかを各自で調べてきたので、今日はそれを実践してみました。

 グループに分かれて、すり鉢と軟式野球ボールで取るやり方や竹刀で叩くやり方など色々と試していました。麺棒のようなもので挑戦する子も現れました。玄米が割れてしまったやり方もあり、力加減ややり方などを一人一人思案していました。

 

  

 ある程度もみすりをした後、玄米ともみ殻を選別し始めた子がいました。地道に手で選別しているかと思いきや、唐箕の原理を利用して、下敷きを使って風を送って選別している子も現れ始めました。それぞれが工夫して、なんとか玄米を取り出そうと四苦八苦していました。

 

 今日の体験では、玄米にできたのは少量でした。昔の人は、茶わん一杯の米を作るにもこんなに苦労するものだと、子どもたちは体験を通して改めて学べたことと思います。

 道具を貸してくださった保護者の方々、どうもありがとうございました。