10月6日(土)に学年行事で、サバイバル炊飯をしました。近年自然災害が多く、被災時における対応を体験してもらいたいという意向で、炊飯器の使えない時のお米の炊き方や新聞紙でスリッパや食器を作るなどの体験をしてもらいました。また、今回使うお米は、5年生が地域の方の力を借りて育て、収穫したものです。


まず、炊飯器の代わりとなる空き缶の上部を、缶切りを使ってくりぬきました。お家の人に使い方を教えてもらいながら、ギザギザにならないよう丁寧にくりぬいていました。

  


次に、お米を洗いました。慣れない手つきで慎重にやっている子もいれば、手際よくやっている子もいました。
 

吸水させている間に、レクリエーションを行いました。その名も「担架リレー」!棒2本と上着2枚を使えば、即席担架ができることを実演してもらいました。そして、その担架を使ってボール運びリレーをしました。水平にしないと落ちてしまうので慎重に運んでいる姿が見られました。お父さんお母さんも真剣です。

 

 

 

 
リレーが終わってからは、新聞紙でスリッパや食器を製作しました。完成したスリッパをはいて実際に歩いてみると、かかとが無い分少し歩きにくいようでした。

 

 


いよいよ、お米を炊く工程に入りました。空き缶バージョンとポリ袋バージョンとでお米を炊きました。炊いている最中には、万が一の時の火の起こし方を教えていただきました。木の棒を回して摩擦熱で火を起こす方法と、乾電池とアルミホイルを使って火を起こす方法の二通りを実演・体験してもらいました。

 

 


いろいろな体験をしている間にお米が炊き上がりました!空き缶で炊いたご飯はとてもおいしいと評判でした。ポリ袋の方は、若干芯が残ってしまったようです。学年委員さんたちがサプライスで用意してくださった豚汁と一緒にいただきました。

 

 
普段経験できない、サバイバル炊飯や防災グッズ製作ができて、楽しくて勉強になる学年行事でした。万が一の時には、是非生かせるといいですね。
学年行事の計画・準備・運営に携わってくださった皆様、米作りに協力してくださった皆様、本当にありがとうございました。