いよいよ総合的な学習が本格的に始動しました。今年の5年生も、地域の方の協力をいただいて、米作りをさせていただけることになりました。

今年のテーマは、「ふるさとのめぐみ~お米の魅力を届けよう~」。田植えや稲刈りを体験するだけでなく、実際に何度も田に足を運び観察すること、収穫までの苦労や収穫の喜びをみんなで共感し感謝すること、日本人における田と自然との深いつながり。一年間の様々な活動を通して、それらのことを少しでも感じてくれればと考えています。

まず今日は、田植え前の田は一体どうなっているのかを、実際に見に行きました。子どもたちは田んぼに入り、「見えたもの」「聞こえたこと」「におい」「触った感触」などを一生懸命メモしていました。そんな中、小さな生き物を見つけ観察する児童や、田の広さを歩幅や腕の長さなどを使って測定し始める児童、なぜ畦道があるのかなど疑問に持つ児童など、田に対して興味が出てきた児童が増えてきました。

これから田植えまでに、どのように田が変化していくのか、どのような作業があるのかなどしっかり観察・学習してほしいと思います。