卒業まで、学校へ登校する日が35日となりました。6年生は、家庭科の時間に「学校のみんなに感謝の気持ちを伝えよう」という目標で、学校内のそうじをしました。6-2が掃除場所として選んだのは、学校中のトイレです。

 まず、自分たちが担当するトイレの現在の写真を撮りました。黄ばんだ場所があったり、便器のふちにカビが生えていたり・・・、撮った写真をスクリーンで見るごとに、悲鳴が上がっていました。

 そして、先生から掃除の仕方を習いました。もう、子どもたちは、早く掃除をしたくてうずうずです。「ピカピカにするぞ!」と班のみんなで気持ちを一つにし、掃除を始めました。

 掃除は、思った以上に難航しました。すぐに落ちると思っていた黄ばみがとれない!普段掃除で使っているスポンジではなく、メラミンでできている白い激落ち君で力を入れてこすりました。すると・・・ピッカピカ!!便器も便器の周りの床もみるみるきれいになりました。便器をきれいにすることに時間がかかり、床まで磨けなかった班もあったようです。が、子どもたちは大満足です。

 掃除後の写真を撮り、教室で見せ合いをしました。あまりのきれいさに賞賛の声が上がります。「みんな気づいてくれるかな。」「達成感を感じることができた!」「掃除が楽しく思えた。」など、素直な感想が聞けて大変うれしく思いました。
 卒業まで、後35日。たくさんの方々にお世話になったことへの感謝の気持ちを、少しでもたくさん伝えていきたいと思います。