学習発表会が終わりました。6年生にとって最後の発表会。子どもたちの気持ちも、これまでにないくらい、熱く込められていました。

 まず、「生きる」の群読。大きく成長した自分たちを見てもらうため、そして、これからもさらに大きく羽ばたこうとする決意を伝えるため、大きな声で発表しました。一言一言に重みがあり、これから力強く生きていくことを宣言できました。

 そして、「永遠のキャンバス」の合唱。練習では、低音の音量が高音に負け、きれいな合唱にならず・・・何度も練習しました。しかし、今日は心を一つにし、体全体で歌い、素敵なハーモニーを届けることができました。

 最後に、「木星」の合奏。2拍子や3拍子が混在するこの曲は、本当に難しかったです。自分以外の楽器の音をよく聞き、合わせないと揃えることができません。なので、子どもたちは、48人の心を一つにして、素晴らしい曲を作ろうと努力しました。その成果もあり、本番では、見事48人が一つになり、迫力のある大作を披露することができました。

 この日に向けて、夏休みから練習をしてきましたが、10月に入るまでなかなか合唱も合奏もうまく合わず、とても苦労しました。しかし、「最後の発表会を成功させたい」というみんなの思いが一つになったとき、素晴らしい音楽に仕上げることができました。体育大会や連合音楽会など、様々な行事を経て絆を深めてきた6年生。今回の発表でも、さらに絆を深めることができました。

 卒業に向けて、後半年。さらに素晴らしい絆を作り、最高の学年になってくれることを願っています。