今日は、ドキドキワクワクと心待ちにしていた「国際交流体験」がありました。

 なんと、アメリカから6名の方が本校に遊びに来てくださり、たくさん交流するという企画です。来られたのは、「Houlkerさん」ファミリー。おばあちゃん、お父さん、お母さん、中学生2人、小学生1人の6人です。

 今年の6年生の総合的な学習の時間は、「国際理解」をテーマにして取り組みます。その一環としても、今日のこの体験はとても貴重なので、子どもたちはとても楽しみにしていました。

 まず、給食の前に歓迎のあいさつをしました。「Welcome to 味真野小学校!!」とあいさつすると、自然と心が通い合ったようで、子どもたちはすぐに親しくなりました。

 そして、給食の時間。アメリカでは、給食がなくお弁当を持参することが多いようで、配膳から一緒に経験してもらいました。今日のメニューは、「ご飯・牛乳・豚肉とじゃがいものカレー炒め・豆腐と青菜のスープ」でした。和食中心のメニューだったので、食べられるのかな~と子どもたちも心配そうに見ていましたが、「おいしい。」と食べてもらえて、安心しました。

 また、給食の時間には、子どもたちはたくさんの質問に答えてもらいました。アメリカには掃除の時間がないことや11時頃におやつの時間があることなど、日本との違いに驚いていました。特に驚いたのは、夏休みが6月半ばから8月末までの2か月半もあること!!「いいな~。アメリカに行きたいな。」という声が上がりました。

 そして、掃除の時間。初めて子どもたちが掃除をする姿を見て興味津々。ほうきや雑巾を持って、一生懸命にチャレンジしていました。

 

 5時間目は、交流タイム。6年1組・2組、それぞれの教室で、学校紹介を行いました。もちろん英語で発表しなければならなかったので、子どもたちは何度も練習してきました。その成果を発揮し、みんな大きな声で、はきはきと話すことができました。一人一人発表し終えるたびにHoulkerさんファミリーから拍手やお返事をもらうことができ、みんな大満足そうでした。

 その後、一緒に習字を体験してもらいました。名前を書いたお手本を見ながら、真似して書いてもらいました。初めはとても難しそうでしたが、だんだんと筆の使い方に慣れ、楽しんでもらえたようでした。

 短い時間でしたが、ずいぶん仲良くなることができたので・・・やはりお別れの時間がとても寂しく感じられました。「これからも交流しましょう。」と約束をし、記念写真を撮り、お見送りをしました。

 今日のこの活動で、外国の方と関わることの楽しさを感じただけでなく、これからももっと広い世界の中で、たくさんの方と関わっていくことへの期待感を持つことができた大変良い機会となりました。