4月から活動してきた総合学習「世界に一つだけの大虫っ米(こ)」も、いよいよ終わりを迎えました。しめの活動は、文字通りしめ縄づくりです。材料は、自分たちが5月に植えた苗が生長したもの。あんなにひ弱で細々としていた苗が、稲刈り・脱穀を経て、今はワラとなって5年生の目の前にどんと積まれています。その1年間の思いが詰まったワラで、今回は地域の方をお招きし、正月飾りとなるしめ縄を作りました。 

   

   

 簡単に「左によって右になう」とは言うものの、実際にやってみると、うまく行きません。三人一組での作業、最初にできた1本は、「こ、これがしめ縄!?」という代物が少なくありませんでした。しかし、驚いたのはそれからです。負けず魂に火がついたのか、何らかのこつを得たのかは分かりませんが、3人が力を合わせ、どの組も2本目以降は、「しめ縄職人になれるのでは!?」と唸ってしまうぐらい立派なしめ縄をつくっていました。

 最後に自分で作った紙垂を取り付けて完成。みんな早く持って帰りたくて、うずうずしていました。