脱穀の第2弾は、足踏み脱穀機を使っての脱穀です。昔のミシンのように足で下部を踏むと胴体が回転し、その胴体に取り付けられている数百もの太い金属が回転のスピードを利用して、稲穂をバチバチ弾いていきます。こどもたちはビュンビュン回る胴体におそるおそる、稲を近づけていました。

 この足踏み脱穀機はちょうど100年前のもの。雲一つない秋の朝、1世紀前の大虫にタイムスリップしたような時間を過ごしました。