修学旅行、子供たちはまさに夢のような時間を過ごすことができました。保護者の皆様におかれましては、これまでの準備や送迎等でご協力くださいまして、ありがとうございました。すべての活動において子供たちはしっかり時間を守ることができ、お土産屋さんでは他のお客さんに、「礼儀正しい学校ですね」と言われました。1日目、USJに向かう道中では、土砂降りの雨がずっと続いていたのに、到着直前になり、まるで手品のように雨が上がった奇跡は、そんな子供たちに対して、天の神様がくださったご褒美なのでしょう。

 さて、総合学習では、天皇即位まで越前市に滞在されたという継体天皇をとおして、ふるさとを見直す活動をしています。今回の修学旅行では、その継体天皇の眠る「今城塚古墳」を見学しました。全国の数ある天皇陵の中で唯一、一般の人が足を踏み入れることのできる古墳。なんと石棺の収めてあった墳丘部にも登って行くことができます。こんなにすごいことはありません!

  

 しかし当日、ガイドの方の当初の予定では、足場がややぬかるんでいることから、その墳丘部に行くことは計画から外していたそうです。そのことを高槻市の市議会議員の方(福井から修学旅行生が来るということで、急きょ駆けつけてくださいました)が事前に教えてくださったおかげで、なんとかお願いして墳丘部の石棺の収めてあった地点まで、全員たどりつくことができました。これまたラッキー! ありがとうございました。

  

 その市議会議員の方は、継体天皇をとおして、福井と高槻市の交流をこれから深めていけたら、とおっしゃいました。ゆくゆくは越前市と高槻市が姉妹都市に…。そうなったとしたら、その先鞭をつけたのは大虫っ子ということです。夢がどんどん広がりますね。