昨年のちょうど今頃、子供たちは田植え、9月に稲刈りを体験しましたが、今回はそのお米を使って、ポン菓子を作る過程を学習しました。

 なにしろ大きな爆音が出るということで、子供たちは戦々恐々です。しばらくして準備が終わり、「さぁ、行くぞ~っ!」のかけ声で、みんな「キャーッ」と、一斉に耳を塞ぎました。

       

  『バ~ン!!』。白い煙が機械から立ち上ります。しかし、音はそれだけで終わったので、「意外になんともなかった!」と、一同安堵しました。そして甘味を和え、温度を下げた後、ポン菓子をいただきました。あちこちから起こる「うまい、うまい。」の声が止まず、「映画館ではポップコーンよりポン菓子を売ってほしい」との意見も。一人350mlのポン菓子を瞬く間に食べ終える子、一粒一粒ありがたく頬張る子など、食べ方はまちまちでしたが、共通点は笑顔。体育館は甘い香りと幸せに包まれていました。

      

  爆音だけ気を付ければ安全だということに気付いた子供たちは、2.3回目のポン菓子作りのとき、実際に操作を体験させていただけることになり、こういうことがしたくてたまらない6年生は、喜び勇んで機械や道具を手にしていました。

 とてもおいしくて楽しい時間を過ごすことができ、また一つ小学校の良い思い出ができましたね。