屏風の「いいところ」ってどこだろう? 「落葉」の中に入ってみよう

 菱田春草の大作「落葉」の鑑賞教室を行いました。講師は県交流文化部文化・スポーツ局文化課の後藤先生です。

大きな屏風(レプリカ)を広げ、近くに寄ったり遠くから眺めたり、または、立って見たり座って見たりと、いろんな角度から見比べて、それぞれ感じたことを話しました。

「すずめのような小鳥がいる。木が多いから山の中かな。」

「霧が出ている。寒いときに出るから早朝かな。」「オレンジ色の感じは夕方かもしれないよ。」

「紅葉した木の葉や落ち葉も見えるから、10月から11月ごろの秋だね。」

「旅館の玄関に置くといいね。」

「屏風だと立体的に見える。絵の中に入ったみたい。」

友達の感じ方も参考にしながら、その良さについて深く考えることができました。