今日は、JICA北陸から、青年海外協力隊でコスタリカに行かれた経験のある講師の先生に来ていただいて、貴重なお話をしていただきました。今6年生の児童は、総合的な学習の時間に「国際理解」として、日本と外国の違いなど自分が設定した課題について調べる学習をしています。なので、外国のことに関心が高くなってきた子どもたちは、今日のこの日を心待ちにしていました。なんと、講師の先生が本校出身の先輩!!ということもあり、期待感も倍増です。

 まず、どうして青年海外協力隊に入ったのか、どうしてコスタリカに行ったのかということについての話を聞きました。きっかけは、小学生の頃に「国際的な仕事をしたい」という夢を持たれたこと。それから、大学生の時に海外留学をして、さらに夢に近づかれたそうです。子どもたちは、今の思いが将来につながることを実感することができました。

 そして、クイズ形式でコスタリカについての説明。コスタリカは、中米アメリカにある小さい国。日本の中部地方くらいの大きさで、大阪の半分くらいの人口が住んでいます。思った以上に小さい国なのに、富士山よりも高い山があることにびっくり。国が山で埋まってしまうのではないかとの声も上がりました。首都は、日野山よりの高いところにあり、過ごしやすいそうです。また、選挙権は日本と同じように18歳からですが、子どもにも本当の候補者について選挙をする場が設定されていて、小さい頃から政治に関心を持つようになっていることなど、日本との違いに驚くことばかりでした。

 

 

 

 

 今日は、コスタリカの民族衣装まで着ることができました。男性は白いシャツに白いズボンと帽子をかぶり、女性はふわふわのワンピースを着て、陽気に踊るそうです。衣装を着た児童は、「ロングでひらひらのスカートがとてもかわいいです。」ととても嬉しそうでした。

 

 最後に、講師の先生に質問をすることができました。子どもたちは、たくさんのことを知り、コスタリカという国についての知識を増やしただけでなく、日本との違いに興味をもち、大いに国際理解を深めることができました。さらに、JICAという団体の活動や青年海外協力隊という仕事があることも知り、将来への夢が大きく膨らむとても良い機会になりました。