3年生の国語科では、言葉と読書についての随筆を読んで、言葉への考えを深める学習をしています。

随筆『二つのアザミ』の文章中に、「薊(あざみ)」と「アザミ」の二つの表現があります。授業者から「筆者は二つの言葉をどのような意味で使い分けているか?」と問いかけられ、生徒は文章中の言葉を使って答えていきました。

次に授業者から「薊が美しさを増していったのはなぜか?」と問いかけられ、近くの友達と考え合った上で、ある生徒が「世界の見方を変えてくれたから」と文章中の言葉を用いて答えました。

「それを自分の言葉で言い換えられるか?」と問いかけても、なかなか思い浮かばないようなので、「だれの(世界)?」「世界って何?」と授業者がヒントを出しながら、筆者が伝えたかったことに迫っていきました。