1年生の技術科では、木材加工の学習をしています。

のこぎりの両刃の形状の違いを観察して、刃の大きさが違うことに気がついた生徒に、授業者は「のこぎりは、なぜ両刃になっているのか?」と問いかけました。

複数の生徒は「細かい部分は小さい刃で、大きく切ればよいならば大きい刃で」と予想をしました。

「木材はストローが束になっているような構造になっていることをふまえて考えてみるように」とヒントを出しても、ピンと来ない生徒が多くいました。

そこで(木材と似た構造の)ビニールの平テープを渡して、手で縦と横に切る体験をさせて、両刃の秘密に気付かせていきました。