越前警察署 生活安全課の方をお迎えし、ひまわり教室を開催しました。ネットに潜む危険について学び、「してよいこと・悪いこと」をしっかり判断することの大切さを学びました。

 事例1は、「動画配信について」。不適切な動画の配信については、窃盗や窃盗の教唆となる可能性もあるということで、内容によっては、重大な犯罪になることもあります。現実にしてはいけないことをおもしろがって動画に配信している人が増えているということを知り、「してはいけないとは、思う。だけど、犯罪ではないだろう。」という考えが、甘いものであることを知りました。子どもたちは、少しどきっとしていました。

 事例2は、「ゲームで知り合った知人とお互いの写真を送信し合うことについて」。一見、信頼できそうな相手でも、ネットの世界では、「なりすまし」ということもある。このような話には、裏があることが多く、実際に警察に相談に来た女子生徒の具体的な話をお聞きしました。

 子どもたちは、大変真剣に話を聞き、ワークシートに自分の考えを記入しながら、よく考えていました。自分の考えをはっきりと発表し、みんなで対話しながら、様々な意見を交換しました。「してもよい」という考えから、「犯罪だ」という考えまで、多岐に渡る意見の交流ができ、自分の考えを改め直す、よい機会となりました。

 子どもたちは、大変素直なので、人を信じたがるものです。しかし、世の中にはいろんな方がいらっしゃいます。悲しいことですが、簡単にだまされることがあるかもしれません。そんな経験は、してほしくありません。しっかりとした考えと判断力を持って、活用してほしいと願っています。