車いす体験をしました。ほとんどの子どもたちが、車いすを押したり乗ったりした経験はありませんでした。

 体育館では、ジグザグコースや、芝生などの地面と似た感覚のマットコースを行いました。

一つは自分で動かすコース、もう一つは介助してもらうコースです。

特にマットの上はやわらかくて、思うように車いすを動かせません。押すときにもとても重かったようです。

   

体育館玄関では、スロープや段差での介助の仕方を教えてもらいました。段差を降りるときには、前輪を上げないといけないので苦戦していました。また、大きく傾くので乗っている子へ声をかけることも大切です。

   

実際に体験することで、車いすの扱いが難しいこと、乗っている時の不安な気持ちや声かけの大切さなどに気づくことが出来たようです。

 

【児童の感想より】

・大きな段差を降りるとき、傾いたので怖かったです。押してくれた子が、ときどき声をかけてくれたので少し安心しました。相手が安心してくれるように、もっと声をかけてあげたいです。

・車いすに乗るのが初めてだったけれど、自分で動かすのは「行けるでしょ」と思っていました。だけどマットのところは結構重くて動きづらかったし、難しかったです。

・介助するのは初めてだったのですごく緊張しました。

・スロープで車いすをおすのがすごく重くてびっくりしました。

・協力すれば、できないと思っていたこともできた。

・友だちを段差から降ろすのが難しかったです。反対に高い段差を上る時だったらもっと難しいのかな?と思った。

・車いす体験をして分かったことがあります。それは自分だけだと大変だということです。一人で乗った時は凄く不安でした。でも、友達がささえてくれたとき、とても安心しました。

・一番怖かったのはスロープです。わけは、ぶつかったらどうなるのかなと思ったからです。私は、もし進むのが大変そうな人がいた時は、手伝ってあげたいです。