3年生校外学習2か所目は「福井県立歴史博物館」です。3年生校外学習①で書いていたように、昔のくらしは「ミイラがいる」「白黒の世界」「スマホが無い世界」などと、私達大人のとは違った捉え方をしていた子供たち。博物館へ行き、どのような世界を見て、感じてきたのかを紹介します。

 まず子供たちの目に入ったのは昔の車です。一緒に行っていた教頭先生が「昔(教頭の)お父さんが乗っていた車だよ」と子供たちに伝えても、「うそだ!!」「え!?」と驚きを隠せない様子。そんな姿を見て、私は子供たちに驚きを隠せませんでした。。。

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 オープン収蔵庫ではペットを飼う籠や、魚を捕る大きな道具、はた織り機などがあり興味をもって見学、メモをしていました。中には「かさこじぞう」のかさを見つけ「これ、お話ででてくるのと同じ!」という発言や、阿弥陀如来像を見て「教頭先生2人分の大きさだ!!」という発言をしている子もおり、自分の知っていることや知っている人(物)で比べて見学している子もいました。

  

  歴史ゾーンでは、掘り出された焼き物や昔の越前焼の製造方法などを聞きました。また、当時の絵馬屋を再現された展示のところでは、お店の高さが教頭先生の背の高さなのに気付き、「昔の人は今よりも背が低かった」という気づきをしている子もいました。感心しました。(教頭先生も大活躍です!!)  

   

  昭和の暮らしでは、昭和時代の洗濯機や冷蔵庫、テレビなど様々な道具が展示されており、似ている物もありますが今とは違う道具に目を輝かせていました。井戸やブラウン管テレビの説明では、「トトロの暮らしって本当にあったの?!」「リモコンないとか不便だ」という声が聞こえ、いかに今の暮らしが便利なのかを考える良い機会となりました。

   

  今回の校外学習は社会科の学習として行きました。かまぼこ工場では、普段食べているものにこめられた工場の方の思いや、作る楽しさ・大変さを学びました。歴史博物館では想像していた、思っていた昔と本当にあった昔の暮らしの違いを限られた時間の中でたくさん学ぶことができました。今回学んだことを学校でさらに深めていきましょうね。お家の人には楽しいお話が、たくさんできましたか??

 安田かまぼこ工場、福井県立歴史博物館の皆さん、貴重な時間をありがとうございました。

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 3年生の保護者の皆様へ

 最後になりましたが、当日は道が混んでいたため予定よりも帰りが遅くなりご心配をお掛けして申し訳ありませんでした。お家でも声かけをしていただいているおかげで「お話はマスク」という約束をしっかり守ることができ、無事に校外学習から帰ってくることができました。ご協力ありがとうございました。