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  卯立の工芸館で、流し漉き体験をしました。

 伝統工芸士の方に教えていただきながら、一人一人が紙を漉きました。

 また、紙漉き部の方に手伝っていただきながら、漉いた紙を置く作業を行いました。

 楮とトロロアオイを混ぜ合わせた原料の中にけたをたてて入れ、すくって揺らす作業を繰り返します。

 すくったり、揺らしたりするときに固まったりよれたりして、うまくいかないこともありました。

 何度も挑戦し、1枚の紙が出来上がると、どの子も嬉しそうにしながら、ほっとしていました。

 あとは、板にはって乾かして出来上がりです。

 どんな紙が出来上がるのかとてもワクワクしています。

  この日までに、溜め漉きと流し漉きの違いや、伝統工芸士とはどんな人なのかを調べていった子供たち。

 動作の違いを実際に見たりやったりして実感することができました。

 また、10年以上の経験がないと伝統工芸士にはなれないことを調べ、積極的にインタビューもしていました。

 

紙漉き部の方が紙と紙の間に布を置いてくださいました。

ちりとりの作業も手伝わせてもらいました。