なめらかスタート
 長いお休みの後なので、生活リズムの変化に、体と心がなかなかついていけないものです。大人でもそうなのですから、子どもはもっとたいへんです。全国の子どもたちも生活リズムの激変や学校生活へのストレスなどで、1年間で最もデリケート時期であるとのデータもあります。
 本校ではデリケートなこの時期の子どもたちから、「なめらかスタート期間」として、1週間~10日程度をかけて、学校生活のリズムへ、ゆっくりと徐々にシフトチェンジを図っていきます。体や心のストレスを減らし,スムーズな2学期のスタートができるようやさしく細かな配慮をします。教職員も、マスク越しの笑顔サービスで、常にやさしくお話するよう努めます。ご家庭や地域でも、「なめらかスタート」にご理解ご協力ください。
 
 
生活について
 残暑の9月は、大人も子どもも夏バテで体も心も厳しい季節ですので、まずは体調面を重視します。表情や顔色、動きなど、いつもと違う様子がないか注意して接します。特に、子どもの「つらい」「だるい」など、子どものSOSサインをまっすぐに受け止めます。甘やかせ過ぎという意見もあるかもしれませんが、無理させず、大事をとる対応をします。本当に心がつらい時にも,SOSを出しやすい雰囲気を、普段から大人が作ってやることが必要と考えています。ご家庭でも雰囲気作りを大切にお願いします。
 
 
宿題(家庭学習)について
 9月はじめは、宿題を学校でやったり減らしたりします。そのかわりに、学校で宿題をやらせてみて、子どもたちがどのように取り組むか、どのくらいの時間がかかるかなどを観察します。単に宿題をこなすだけになってしまわないように、学習意欲を継続させつつ、「学びに向かう力」を大切にしたいと考えています。ご家庭でも、お子様の様子に合わせて,量の増減や内容の工夫などのアドバイスしていただけるとありがたいです。