3年 ふるさと探検隊
今日は、3年生が、ふるさと探検隊として市内のいろいろな施設を探検してきました。社会科で、市内のことを勉強したとはいえ、市内にどんなものがあるのか、どんな偉人がいるのかなど、まだまだ知らないことが多い3年生、見学先で見る物、聞くものすべてが新鮮だったようで、目を輝かせていました。
越前千代鶴の館では、伝統工芸士の方の技を間近で見、インタビューをさせていただいたり、一緒に歌を歌ったりするなど交流させていただきました。子ども達は、越前打刃物に興味をもち、「自分も作ってみたい!」と思ったようです。
かこさとしふるさと絵本館では、絵本の中に入り込んだような世界の中で、かこさとしさんいついて話をしていただいたり、絵本の登場人物の衣装を着たりして、楽しむことができました。よく、かこさとしさんの絵本を読んでいるという子もいて、子ども達はとても満足気でした。
次に訪れた、ちひろの生まれた家記念館では、いわさきちひろさんのあたたかな作品に触れ、越前市が生んだ二人の偉大な作家の作品から、子どもたちは、平和を願う優しさを感じ取っていました。
お弁当を食べた後は、紫式部公園・紫ゆかりの館を探検しました。源氏物語も読んだことがなく、歴史の学習もまだの3年生にとっては難しかったかもしれませんが、1000年も前に、今もなお世界中の国々で翻訳されて愛読されている本を書いた偉人が、われわれのふるさとで過ごしていた事実を知り、子ども達なりに遠い昔の人々の生活に思いをはせていたようでした。
今回の探検で、初めて知ったことが多かった子ども達。自分たちが知らないことがまだまだ多くあることを感じ、もっともっとふるさとのことを知りたいという気持ちを高めていたようでした。子ども達が、今回のこの体験をどのような学習に発展させていくのか楽しみです。