3月26日(木)吹奏楽部 顧問との最後の部活
3月26日(木)吹奏楽部
久しぶりに部活動のメンバーと会える喜びと、顧問が異動になってしまった悲しみと、少し複雑ではありますが、この日が顧問との最後の部活になりました。
42名全員が一人も休むことなく参加。本来ならば、当たり前かもしれませんが、コロナウイルスの猛威で、みんなに会えなくなったからこそ、君たちに会えることのありがたみを実感しました。もう会えないかもしれないという状況だったからこそ、この最後の半日に感謝です。
さて、最後の日も、いつもと同じように活動しました。大掃除。学校も掃除。ミーティング、換気をしながら離れながらパート練習。その間に、一人一人とちょっとした面談。一つひとつの活動をかみしめながら、充実した半日になりました。
〈ミーティングの内容 一部抜粋〉
1.指揮者・指導者が変われば、音楽は変わる。
どこのプロのオーケストラでも指揮者が変われば音楽が変わるものです。
大切なのは指揮者と奏者が、顧問と部員が1つになってどんな音楽を作りたいか考え続けることが大切です。
2.伝統って何?
時代錯誤的なことをしていませんか? 謎なかんじの、意味のない伝統・慣習はありませんか?
伝統や慣習にこだわればこだわるほど、前に進めなくなる。時代に合わせてアップロードしよう。
でも伝統・慣習には意味がある。残すべき伝統は何か?活動は何か?新しい顧問の先生と取捨選択してください。
音楽面、練習内容、あいさつ、礼儀、行動、態度などいろんな側面から。
3.感謝の気持ちを忘れない。
感謝の気持ちを持っている人と、感謝の気持ちを持っていない人とどっちと友達になりたいですか?
「ありがとう」の一言は、魔法の言葉です。
感謝の気持ちを持っている人は、あなたが辛いとき、必ず誰かが助けてくれます。
ここにいる仲間・先輩・後輩、OBOG、保護者、地域のみなさん、楽器屋さん、先生、その他すべての人に感謝。
一人では音楽はできないですし、お客さんがいないと意味がないですし、本当にすべての人への感謝を忘れない。
4.音楽の目的は? 部活動の目的は?
ここはみんなで考えてほしい。ただ一つ言えるのは、コンクールは最大の目的ではない。最大の目標ではあるけど。
なんのために音楽をするの?しているの?
⇒ ここでワークショップをしました。生徒はちゃんとわかっていました。本当にうれしかったです。
5.最後に
いつも、引退するときや卒業するときに「万葉中学校吹奏楽部の3年間で得た宝物は何ですか?」と聞くのですが、最後引退するときに、同学年のみんなで必ず語り合ってください。一人ひとり得た宝物は違うはずです。それが、これからの人生を生きる上で、最高の宝物になります。辛いことがあってもそれが支えになります。そのためにも、全力で、本気で部活動に取り組んでください。全力・本気じゃないと見つかりません。
先生が愛した、万葉中学校吹奏楽部が、君たちが、一丸となってこれからも活動し、また新しく生まれ変わる姿を隣の学校ではありますが、陰ながら見守っています。本当に万葉中学校の吹奏楽部の顧問でよかったです。
保護者の皆様や地域の皆様、本当にありがとうございました。今後とも、万葉中学校吹奏楽部に対し、応援とご支援のほどよろしくお願いいたします。
みんな大好きです。新しい体制でも、今まで通りに、みんな仲良く音楽を楽しんでいこう! |
(換気をちゃんとしながら素早く写真撮影)