鯖江市河和田地区から講師を招き、沈金体験をしました。

体験の前に、越前漆器の歴史や蒔絵と沈金の違い、うるしの取り方などを教えていただきました。

教科書には書かれていないことも多く、とても勉強になりました。

沈金体験では、漆で加工されたプレートに、事前に書いていた下絵を写しました。

下絵を写し終わったら、今度は削る練習です。

沈金刀(ちんきんとう)という専用の道具を使って削っていきます。

試しに練習用の板を削ってみると、力加減が難しかったです。

練習を終えると、いよいよ本番です。

普段にぎやかな4年生も、みな一斉に集中し、黙々と作業に取り組んでいました。

削り終わったら、削った部分に金粉をつけてもらって終了です。

簡単そうにささっと仕上げをしていく講師の方々の職人技に、児童たちからは感嘆の声があがっていました。

普段触れることのない伝統工芸に触れ、子どもたちは色々と感じたことと思います。

またお家の方でも感想を聞いてみてください。