継体天皇の学習の最大の目標は、継体天皇に関する本を製作することです。その中に盛り込む内容として、福井の方言が今、どれくらい残っているかを調べたグラフを、コラムのような形で取り入れることにしました。継体天皇とは直接関わりがないのですが、まあちょっとした読書の中での気分転換のようなものです。

 それで10月、越前市全部の小学校の6年生に、方言に関するアンケートをお願いしました。内心、各校の担任の先生方にはご迷惑かと心苦しく感じていましたが、アンケートの結果が返ってくると、「国語の学習の一環として授業でやってみました」や「職員室の先生とも楽しくやってみました」などうれしくなるようなお便りが添えられていました。またアンケートの結果内容も、たいへん多くの子が、自分だけでなく家族にもしてもらっています。なんと越前市の先生や児童はすばらしいのだろうと、心から感激しました。ご協力してくださり、本当にありがとうございました。

 子供たちは、さっそくアンケートの集計作業に取り組みました。

3人分のアンケートを、1枚ずつに切っています。

小6・20~39歳など、年代別に仕分けします。

 「おちょきん」はどの年代の人でも、かなり知っているようです。

 次回は、いよいよ数の集計に入ります。