越前市が日本サッカー協会と協定を締結して、毎年小学校5年生と中学校2年生を対象に行っている「JFAこころのプロジェクト 夢の教室」が28日実施されました。今年の夢先生は 元キックボクシング全日本チャンピオンの寺崎直樹(テランボー)先生。中学生での挫折、チャンピオンになるまでの苦労や挑戦、「夢を持つこと」「夢に向かって努力すること」の大切さを、先生の経験から教えてくださいました。コロナ禍で、残念ながら今年度も東京からのオンライン教室となりましたが、楽しいクイズでリラックスさせてくださった後、とても熱い授業をしてくださいました。

「今と将来がわからなくて、夢を決めていない私は、遅れている人だと落ち込んでいましたが、30歳でも遅くないことを知り、安心しました。でも、できるかぎりはなく決めたい。」「夢を現実にするには、人を動かそうとするのではなく、自分が動くことが大切だ。そして、挫折したときにあきらめずに頑張れば何かになならず繋がるという話が心に残りました。」「先生の体験の話もあったので、あきらめず、自分の好きなこと・やりたいことをやるのが大切だとよくわかりました。」[夢先生の話はとてもおもしろく、ためになりました。いつもの授業より真面目に聞いていました。今の夢をかなえられたらいいな。」「あきらめないことの大切さをしることができました。部活や学校生活、勉強のことであきらめたいな、やりたくないなと思うことがたくさんあるけれど、今日の夢の教室で、自分ももう少し頑張ろうと思えました。」

 寺崎先生は、現役を退いた後起業されて社長として活躍しておられ、キックボクシングの教室もされています。「夢を持つことは、大切だけれども、その夢が努力すれば必ず叶うと言い切れない時もある。しかし、夢を持ったことに何度も助けられて、今の自分がある。」とおっしゃっていたことが印象的でした。