総合学習の一環として、校外学習に出かけました。前回の総合学習では、越前市でお暮らしになっていたとの伝承が残る継体天皇は、大和よりも先に鉄を入手したことで、天皇になったとの説があることを学習しましたが、今回はその裏付けの一つとして、味真野地区に残る文室鉱山跡を見学することが、いちばんの目的です。文室鉱山は室町時代から銀や亜鉛などの産地として、当時はかなりの賑わいをみせていました。

 なにしろ地元の人にもほとんど知られていない "穴場"ですから、道中は倒木や苔むした大岩だらけ。それでも子供たちはたくましく、誰もけが一つすることなく、広大な鉱山跡にたどり着くことができました!

   

 鉱山を後にすると、次は継体天皇が学問をされたという五皇神社に行きました。「お参りすると頭が良くなるぞ」と投げかけると、突然みんな真剣な表情になって、なぜか念仏を唱え始める子も…。最後は万葉の里で、自由時間を友達と満喫して、校外学習を終えました。6年生の良い思い出の一つになってほしいと願っています。

 最後に、お忙しいにもかかわらず、ボランティアとして駆けつけてくださった保護者の方々、本当にありがとうございました。たいへん助かりました。