下の3枚の写真で、子供たちが見ているものはそれぞれ何でしょうか。ヒントは「○が不足すると…」です。

   

 左の写真は、陶製の貨幣、中の写真は陶器の手榴弾(もちろん中は空っぽです)、そして右の写真は、貝殻を使ったおたま。今から約80年前、戦時中の日本は、金属の使用の多くを武器類の製造にあてたので、家庭での金属が不足し、いろいろなもので代用しました。○に入る漢字は、鉄ですね。

 さて、継体天皇は、当時大和にはまだなかった鉄をいち早く手に入れたため、福井から出て天皇になることができたという説があります。修学旅行では、歴史の勉強もかねて、その継体天皇の古墳を見学します。子供たちは古代の難しい話にもかかわらず、しっかりと聴いていました。